平成27年度(2015年度)科研費基盤研究(B)採択「官版日誌類に関する史料学の構築および戊辰戦争期の情報と地域に関する学際的研究」の後継として、令和2年度(2020年度)科研費基盤研究(B)採択「維新政権期の木版刊行物に関する学際的研究およびオープンサイエンスの推進」(研究代表者:藤實久美子・国文学研究資料館教授)の共同研究の一環として、官版日誌類のフルテキスト化横断検索および情報解析を可能とするためのデータベース(第2次日誌フル)を作成しました。
第1次では慶応4年・明治元年(1868)刊行分の『太政官日誌』のみでしたが、第2次収載官版日誌は、慶応4年・明治元年(1868)刊行分の『江城日誌』『鎮台日誌』『鎮将府日誌』『東京城日誌』、および明治2年刊行分の『太政官日誌』(京都版)、計390号分です。「第2次日誌フル」の作成には、戊辰戦争期木版刊行物研究会の藤實久美子、箱石大、山口順子が携わりました。